誘導式シャコ釣り仕掛けの作り方

釣り

前回、余市河口漁港でブラーにシャコが掛かってきましたが海面まで上がってきたところで前足を残して本体はゆらゆらと海中に沈んでいきました。

目の前で外れたことがあまりに悔しかったためシャコ仕掛けを用意してリベンジを…と思ったので最寄りの釣り具やに赴くもタイミング悪く品切れ。

それならいっそ自分で作ってしまおうと材料を一式買ってきました。

今回はカレイ仕掛けなどでよくある誘導式の仕掛けを作っていきます。

材料

使用する材料はこちら
()内は今回の仕掛けで使用する長さや個数です。

・ナイロンライン 14号(訳100cm)

・ナイロンライン 3号(合わせて約120cm)

・赤ビーズ 5mm(2個)

・ゴールドビーズ 5mm(4個)

・発光玉 ソフトビーズ 4号(4個)

・夜光パイプ 6号(訳13cm)

・タル型サルカン 8号(1個)

・スナップ付タル型サルカン 6号(2個)

・新ヤマメ針 7号(4個)

ナイロン14号は幹糸に、ナイロン3号はハリスに使います。

シャコ用の仕掛けなら幹糸に14号もいらないとは思いますが、おいおいカレイ仕掛けも自作したいので太目の買ってきました。

針に新ヤマメ針の7号を用意したのもあまり深い意図はありません。

渓流釣りにも行くので併用しやすくて市販のシャコ仕掛けに使われている大きさに近いものを買ってきました。

完成形

完成形はこんな感じ。

天秤を使わないタイプの誘導式仕掛けになります。

幹糸部分の作成

まずは幹糸部分の作成。

ナイロンライン14号サルカンを用意してラインを切り出す前にサルカンを端糸から15cm程度の場所まで通して…

ユニノットで結びます。

ユニノットである理由は特にないです。

結びしろの余分な糸は夜光パイプで隠してしまうの特に処理はしなくても大丈夫です。

サルカンとラインが結べたらサルカンから80cm程度でラインを切り出します。

次に夜光パイプを3cmほど切り出して、ラインに通し、サルカンとラインの結び目が完全に隠れるように被せます。

タルの手前まで通せば充分だと思います。

続いてオモリを繋げるためのスナップ付サルカン赤ビーズを通します。

赤ビーズ、スナップ、赤ビーズの順番です。

今回は誘導式なので通すだけで固定はしません。

スナップと赤ビーズを通したらエダスを作っていきます。

サルカンから30cmの位置で5cmほどの輪っかを作りヨリチワワ結びを行います。

ちゃんとスナップと赤ビーズがサルカン側にあることを確認して結び始めます。

サルカンからこのエダスまでスナップが移動する市販の誘導式仕掛けと同じ構造になりました。

最後に道糸と仕掛けを繋げるためのスナップ付サルカンを端糸に繋げます。

端糸から15cm程度の位置まで通してこちらもユニノットで結びます。

これで幹糸部分の完成

ハリス部分の作成

シャコ釣りなので複数の針を段差をつけて繋げます。

今回は2本針、基本的に口にかけてついでに足に掛かることを狙います。

ナイロンライン3号新ヤマメ針を用意します。

ラインを切り出す前に端糸から10cm程の位置に針を当てて輪っかを作り…

内掛け結びで結んでいきます。

内掛け結びである理由は特にないです。

結びしろの余分な糸は3mmほど残してカット。

針から30cm程度でラインを切り出します。

これにゴールドビーズ発光玉通したものを4本用意。

今回は2本1セット、3cm程の段差を付けます。

まず1本目を15cm程の位置で折り曲げてチワワ(8の字)結びを行います。

この際の結びしろの余分な糸は夜光パイプで隠れるので特に処理はしなくても大丈夫です。

2本目は12cm程の位置で折り曲げて同じくチワワ(8の字)結び。

この2本を5cm程切り出した夜光パイプに通せば、3cm程の段差が出来た2本針のハリスの完成です。

これを残りの2本でもう1セット作れば、あとは先ほど作った幹糸に繋げるだけ。

仕上げ

幹糸のサルカン部分とエダスに繋げていきます。

輪っかをサルカンに通してから、針とパイプを輪っかの中に通すだけ。

最後にハリス部分のパイプをサルカンのタル部分まで引き上げて完成。

エダス部分も同じく通して…

誘導式シャコ用仕掛けの完成!

ここまで書いといて実際にシャコが釣れるかは未知数…早速、余市までいってこの仕掛けを使ってみたいと思います。使ってきました。

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